2017.09.07-11 香港 1/4
またもやLCCのセールに乗じて決めた弾丸旅。エアが込み込み1万未満、宿はエアビー個室3泊で1.3万円!フラッシュパッカーとして許容できるレベルで安さに挑戦!
【1日目】
22時前の電車で羽田へ。23時には出国審査を終え、ゲートに向かう。00:15発予定で搭乗も時間通り始まったけど、ドア閉めてから離陸するまでが長く結局飛び立ったのは1時近かった。機体はA321、3-3の国内線サイズ。廊下も細くて振動が座席に伝わりやすい構造。窓は小さく調光不可。フライト中ずっと揺れててロクに寝られなかった。客層は日本人と中国人が半々、中国人は20-30代がボリューム層、日本人は年齢層高め。
【2日目】
4時前に香港着、ターミナル1までバス移動。入国終わったのは4時半過ぎ。premium loungeにクレカ特典で入れたので、SIM設定やら食べ物冷やかしたりした後、7時ごろまで爆睡。起きたらかなり混み合ってた。シャワー浴びて化粧して8時前にラウンジ出発。両替したら約14.6円換算だった。クリスタルジェイドでことりっPオススメの担々麺を食す。ゴマの香りが濃くて麺はシコシコで、美味しいのだけど、スープのバランスはイマイチ。日本の担々麺は結構レベル高いのね。
ミルクティーと担々麺で90ドルもした。空港価格だ‥‥
9時過ぎのエアポートエクスプレスで香港島へ。110ドル、30分弱。車窓から見える、急斜面の山をバックに狭いスペースに街が凝縮されているさまはとても神戸っぽい。小島がたくさんあるのは瀬戸内のよう。
その後しばしIFCモールをぶらつく。citysuperが一番面白かった。日本食の品揃えには驚愕、なんでも揃う!納豆だけで30種類くらいあるし、ポン酢やコンニャクもよりどりみどり。価格は日本の2〜3倍くらいするけど、日本での食生活を全く変えることなく住める。乳製品類の品揃えもすごい。個人的にケフィアがあるのが嬉しい!
11時半に友人と待ち合わせ。車でRepulse bayの瀟洒なレストランに連れて行ってもらった。途中の道は曲がりくねった山道、こんなところをマニュアル車で運転できるの尊敬。
20年ぶりに会った高校のクラスメイト(しかも当時は特に仲良くない)なのに話は尽きなくて楽しかった!いろいろ話し込むうちに16時過ぎ。駅まで送ってもらい、今回の宿のある太子駅へ。事前にもらっていた説明書が分かりにくくて戸惑いつつも、17時ごろ無事チェックイン。しばし休憩。
そういや香港ってエスカレーターは右に立ち、スピードもめちゃ速い(23年前と変わってない)ところ、なんか関西っぽいんだよなー。イラチというか。
18時半にジョーダンへ向け出発。友人オススメの麺屋さん『麥文記麺家』へ。40年以上続く老舗らしい。エビ雲呑ロー麺と茹でた青菜をオーダー。めっちゃローカルで広東語が飛び交う店内、日本人は私だけの様子。
オーダーして5分も経たずに提供される。麺の下にはどっさりエビ雲呑が隠れてた。エビはミンチでなくて丸ごと包まれていてプリップリ、麺は細いくせにめちゃコシある!66ドルで超満足。
なのに隣のミルクやさん?『澳洲牛女乃公司』で牛乳プリンをいただく。温冷選べるが今回は温をチョイス。卵白とミルクの自然な甘みがたまらん!リピ必至。このメニューに書いてあった『馳名港九‥』ってキャッチに笑ってしまった。ドヤ顔すぎやろ。
帰りは腹ごなしに太子まで歩いて帰った。途中屋台やモールを冷やかしつつ。
21時前に宿帰着。シャワーブースのあまりの狭さに苦労しながら入浴を終え、部屋でブログ書いて22:30就寝。
秋のニューヨーク予約!
悩んでたニューヨーク行き、航空券の安さにつられて予約してしまった。紅葉時期なのにデルタで航空券5.7万円プラス諸税1万円、トータル6.7万円。直行ではないもののアメリカ国内1回乗り継ぎ、待ち時間も2時間未満と便利なのに安すぎるでしょ!
宿と現地交通合わせて10万円で済ませるべく、目下エアビー検索中。セントラルパークの紅葉見て、美味いベーグル食べて、ショー見るの楽しみ!
航空券の話。ニューヨークも安いけど、今ほんとにヨーロッパが安いと感じる。安めの中韓系エアラインでも乗り継ぎ良ければ便利。ちょっとマイナーな都市に行くなら、エミレーツやトルコなど中東系が多く就航してて使いやすい。治安とユーロ安の影響でしょうが、こんな時ほど行き時!世界の治安は悪くなる一方だと思うし。
毎月旅行に行くプロジェクト
去年6月から、月1回以上旅行に行くというノルマを自分に課しています。日本の地方や世界をもっと知ることが目的。家族と行く比較的長期の旅行は別として、基本は弾丸旅、予算5万円以内と決めているので、LCCセールに目を光らせてます。
2016年は
6月タイ(バンコク)
7月北海道(道東)
8月佐賀(総額2万円ppの激安旅)
9月台湾(高雄、総額2.5万円pp)
11月しまなみ海道サイクリング
12月伊豆大島&熱海
2017年
1月沖縄サイクリング
2月タイ(バンコク)
3月福岡
4月奄美大島
5月スリランカ
6月バリ
7月福岡
8月シンガポール
9月香港、10月ポルトガルまでは決定。
11月は秋のニューヨークに行きたいけど、予算オーバー。航空券は8万円くらいで買えそうだが、総額は15万円くらいになるだろうし…
12月以降の予算を切り詰めて、国内か近場をしばらく攻めるならなんとかなるが。
2017.08.18-21 シンガポール 2/2
【3日目】
8時半ごろ起床、準備してチェックアウト。昨日の反省を生かし、今日は美味しい朝ごはんを食べに行く。歩いてSomerset駅裏手の有名チェーン店Killiney Kopitiamへ。ここが本店。キャパ30人程度が満席&待ち客も数組。15分ほど待って着席。オーダーしてから提供までは早い。初心者らしく、奇をてらわずに人気メニューをチョイス。カヤトースト、半熟卵、コーヒー。カヤジャム(卵・ココナッツミルク・パンダンリーフ・砂糖でできたジャム)と薄切りバターがはさんであるサクサクのトースト、めちゃくちゃ美味しい!カヤジャムは意外にも甘さ控えめで、半熟卵とのマリアージュが完璧。これ何枚でもいける。夫は、店内を見まわし現地人の多くが食べていたナシレマをオーダー。物価の高いシンガポールで2.5ドルと格安なのも人気の理由っぽい。現地人はこれにオタオタを合わせて食べていた。これも美味しかったので、トースト以外のメニューも期待できそう!
お腹にまだ余裕があったので、Kopitiam出てすぐタクシーつかまえてOld Airport Food Centerへ向かう。タクシー(Grab)の運転手が気の良いおじさんで、途中スタジアムやプールなどがあるエリアを無料でドライブしてくれた。開閉式屋根のどでかいスタジアム、たった2ドルで使える公共プール、クリケット場等が集まるこのエリアはSport Hubと呼ばれるらしい。劇場や図書館もあるそう。本当に都市計画が上手い国だ。
Old Airport Food Centerは昨日行ったカトン地区に近い、昔ながらのホーカーズ。名店揃いとガイドブックにあったけど、なるほど、12時前に行ったのにも関わらず行列店がたくさん。
茹でモツのぶつ切りを出す店、餃子のせ混ぜ麺、えび麺・・・美味しそうな店が多すぎて後ろ髪をひかれまくったけどなんとか初志貫徹、ホッケンミー屋さん「南星」へ。有名店なのに誰も並んでなかったため「もしや観光客向けの店?!」と不安になったが、セルフではなく席まで届けてくれる方式だからと分かり安堵。Sサイズ5ドル、オーダーしてから届くまで20分くらいかかった。
ここは卵麺は太いけどビーフンは細く、汁少な目スタイル。エビは殻むき済み、イカゲソが入っていて、柑橘を絞りチリ入りのニョクマムっぽい調味料をかけて食べる。めちゃくちゃ美味しい!焼ラーメンとも焼そばとも違う。敢えて言うならケンミンの焼ビーフンっぽい、とてもあっさりしたお味。柑橘とニョクマムのさわやかさがまた合う!スイカジュース2ドルとチャイ1.8ドルも美味しかった。私シンガポール住むならこのホーカーズの近くに住みたい。
腹ごなしにMRTで移動、シンガポールフライヤーへ。約30ドルと大変高額。俵型のキャビンは28人乗りらしいが、空いていたからか10人程度で乗せてもらえた。半分くらい日本人だった。ちなみにこの観覧車は三菱重工が神戸で建造して輸送してきたものらしい。
フライヤーからは、MBS、ガーデンズ、高層ビル群、ラッフルズホテル、マーライオン、Sport Hub、ゴルフ場などが一望。国内すべての観光スポットが見えてるんではないかと思うくらい。
高層ビル・マンション群、先鋭的デザインの建築物や、走りやすそうな片側4車線の高速道路などからSFっぽさを感じる一方、とても緑が多い都市。広大な公園だけではなく、街角のいたるところに大きな木や草が植わっている。高速道路の支柱にも蔦が絡まっていたり。ほとんどが人工的な緑化ではあるのだろうけど、人智と自然が調和した街並みはSFの世界よりもさらに先進的にさえ思えるし、これが新たなシンガポールの個性だなと。
右のアートミュージアムではTeamLabの展示が常設。次回は行ってみたい。
ガーデンズの木々は世界各地から輸入。どんだけのコストがかかっているのか考えるとめまいがする。なのに基本的に無料で開放してる!すごすぎる。園内では観光客はもちろん、現地ファミリーやナニーらしきグループも楽しそうに談笑してた。「Indian Garden」「Malay Garden」など、テーマ性のある造園も面白い。
MBSホテル棟を冷やかした後、ショッピングモール内のTWGで休憩。私はスコーン、夫はマカロン。優雅~お値段も優雅~。
タクシーで313@Somersetに戻り、17時半ごろから友人夫婦も交えフードコートで夕食。あんまりお腹空いてないので、マレー風野菜サラダのロジャにした。キュウリ、揚げパン、もやし、タケノコ?みたいなものを、ナッツ風味の甘辛いソースであえたもの。美味しいけど、味が濃くて辛いので、酒のアテだわ。
18時半過ぎに出て急いでホテルへ戻り、バスで空港へ。20時前には空港到着、チェックインカウンターに並んだものの、スクートの団体用カウンターが少ない&中国人観光客の割り込みが続き、結局30分くらい待たされた。出国審査はスムーズに終わり、ラウンジへ直行。シャワー浴びてすっきりしたら20時半。22:20発だが21時半には搭乗。まずはバンコクへ。揺れが酷くて全く寝れない…。往路と全く同じ非効率な乗り換えを経て、深夜に東京へ向け出発。
【4日目】
機内で朝ごはんが出たが、濃い味付けの鶏肉煮込みとライス…まずいのでほぼ食べず。予定の15分早く、8:30頃に成田到着。だが降機と預け荷物に時間がかかり、9:17発のスカイライナーには乗れず、10時過ぎまで待ちぼうけ。11時前に帰宅。
シンガポールは十数年ぶりの訪問だったが、いつの間にか一国まるごとディズニーランドのような場所になっていて、変化の早さに驚いた。でもこれがアジアの標準的な変化で、日本が遅いだけなのかも。
2017.08.18-21 シンガポール 1/2
パッケージツアーが激安だったため行くことにしたシンガポール。エア+ホテル+空港送迎+税&空港利用料&事務手数料など込みで1人4万円弱!
【1日目】
8時前に成田空港着。チェックインは早々に終わったのに、保安検査場が大混雑。成田空港出発便は8:25発バリ行き(エアアジアX)に始まり朝に多数の出発便が存在するのに、8時にならないと検査場が開かないため、いつもめっちゃ並ばされる&出発時刻が遅れがち。どうにかならんものか・・・先進国の空港とは思えないレベル。
8時半過ぎにようやく出国を終えて、ショッピングしてから搭乗ゲートへ。LCCだからバス移動かと思いきや違った。10時出発予定が30分以上遅れて離陸。成田朝便はいつも出発が遅れる。6月のバリ旅行でも1時間ほど遅れた記憶。
今回初めてSCOOTを利用。ボーイング787の3-3-3シートで、窓は段階調光が可能、シートピッチも従来キャリアと同等。座席や機体の質はLCCにしては良いと感じた。CAの対応も特に問題なし。
食事付いてないと思いきや、メニュー見て気になってたラザニアとドリンクとチョコが出てきて驚き。20シンガポールドル相当、味付けは濃いめだが悪くない。
6時間でバンコク到着。同じ機材でシンガポールに飛ぶが、乗り継ぎ客も含め全員降機させられる。この後の乗り継ぎオペレーションが最悪だった。乗り継ぎ時間は1時間ほどしかないのに、降機するまでの待ち時間も長い上、降機直後に出口でずらりと並ばされる。係員が乗継客に目印となるシールを貼っていく→「乗換です」カードを配る→パスポートを見てその名前を乗換客リストから見つけ出しマーカーでチェック→(ここまでで到着後30分くらい)→トランジットカウンターまで歩く(かなり遠い)→カウンターで再度乗換客リストのチェック→手荷物検査→ようやく出発フロアに→大量の中国人団体客をかき分けながら歩き続けて搭乗ゲートへ(=降機したゲート)。空港内をぐるーっと歩かされ、同じ場所に戻ってきて、そのまますぐに搭乗。辛うじてトイレに行くくらいしか時間がない。早く歩けない人や子供連れには無理だと思った。なんなのこの非効率なオペレーション。
16時前に遅れて出発したが、予定通り19:15にシンガポール着。ATMで現金降ろしてSIMカード購入。ゲート前で現地添乗員と会い、バスでホテルへ向かう。現地添乗員がいる旅行なんてあまりにも久しぶりすぎて戸惑うけど、手取り足取り日本語で説明してくれて、なんでも質問できて、ほんと楽だわ。
21時過ぎにホテルチェックイン、部屋に荷物置いてすぐに晩御飯に向かう。歩いてオーチャードのION内にあるフードコートへ。着いたのが21時半過ぎだったので、キッチンを片付けたりゴミ出したりと、すでに閉店モード。シンガポール最初の食事はチキンライスとスイカジュースを選択。うーん安定の美味しさ!夫はバクテー(スペアリブとモツの2種類)とタイガービール。
食後は雨に降られつつホテルへ戻り、24時ごろには就寝。
【2日目】
8時過ぎ起床、9時半から朝食。日本人が多いホテルだから蕎麦やうどんも置いてある。基本コンチネンタルブレックファースト、全体的にあまり美味しくなくて、明朝は外で食べることを固く決意。
バスで移動、11時前にシンガ在住の友人夫婦と落ちあい、Peranakan Museum見学。プラナカンとは、15世紀末に欧米支配下にあったマレーシア・シンガポールに移住してきた中華系移民(福建省出身が主)の子孫のこと。マレー人など現地人との混血も多いらしい。
Museumには家具や食器の装飾や祭壇等、プラナカンの生活が垣間見れる展示がある。基本的には中国文化だが、色遣いや柄のモチーフなど西洋やマレーの文化も感じられ素敵。こんなピンクの食卓、キュートすぎる。
その後タクシーでカトン地区に移動。プラナカン建築が多く残るエリアで、カラフルなショップハウスがそこここに。ショップハウスが連なる街並みは、マレーシアのIpohを思い出した。
ランチは、友人の友人(カトン育ち)おすすめのプラナカン&マレー料理屋さんで。チャプチャイ(八宝菜)、オタオタ(はんぺん)、ミーシャム(スープビーフン)、ナスの素揚げ、牛肉煮込み、ライムジュース。どれも美味、東南アジアの蒸し暑い気候に合うわ。
カトン地区は、プラナカン文化が残っている下町っぽいところ、浅草みたいだなと思った。中心から見て東に位置するところとか、いかがわしいゲイラン地区が近いところとかもそっくり(笑)
タクシーでEast Coast Parkへ。人工ビーチだけど、意外にも自然に見える。海もあおい。沖には数えきれないほどの船、その先はインドネシア。冷え冷えのココナッツジュースとサトウキビジュースを飲んでから、4輪車をレンタルして1時間サイクリング(といっても女性陣はほぼ漕がなかったが)。釣りを楽しむ現地人が集まってる桟橋まで行ったところで雨が降り始めた。引き返す頃にはたらいをひっくり返したような豪雨。
サテをつまみにビールでしばし雨宿り。
雨があがってからタクシーでホテルに戻り、友人宅経由でマリーナベイサンズへ移動。
ホテルもショッピングモールも超巨大。Mizuno主催のマラソン大会が開かれてた・・・こんな暑い中走るなんて信じられないけど、ここでもランニングはブームらしい。
ショッピングモールをぶらついた後、カジノへ。ドリンク無料。2フロアを見て回り、最終的にMinimum Betが少額でルールを知っているルーレットを楽しむ。掛け金の2倍になった瞬間もあったが、結局2時間くらいでS100ドルを失い退出。まあギャンブルなんてそういうものです!雰囲気を楽しむことがメインです!
カジノを出たらいつのまにかすっかり暗くなってた。21時からの噴水ショー「SPECTRA」を観に外へ出る。無料で毎日やっているショーとのことでそれほど期待していなかったのに、噴水とライトアップ、音楽、プロジェクションマッピングが見事に連動した素晴らしいショーだった。ウォータースクリーンや、スクリーンで出来たマーライオン型の物体にプロジェクションマッピングで映像を投影しているあたり、ディズニーシーのショーを思い出す。後ろのマリーナベイサンズ(ホテル棟)のライトアップとも連動させているのには驚嘆。
やることのスケールが違うわこの国。次回鑑賞するなら、ルイヴィトンの建物の前を陣取って座って観たい!
ショー終わってからモール内のフードコートで夕食。私はフライドホッケンミーとパイナップルジュース。この店のは、卵麺とビーフンが同じ太さで、エビは殻つき、汁多め。福岡名物の焼ラーメンっぽい味。
タクシーでホテルに戻ったのは24時過ぎ。あーよく遊んだ!
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旅行、グルメや日々の関心事などを、気の向くまま書き綴ります。