2017.09.07-11 香港 3/4

【4日目】

8時半起床、9時過ぎに出発。日に日に起きる時間が遅くなる…。

モンコックの市場内にある粥屋『妹記』再訪、モツ粥を注文、5分も経たずに出てくる。f:id:meena0:20170910180606j:image34ドルとなかなか高いけど、モツ臭さは全くなく食感最高で旨し!ボラの皮(の湯引き)も気になったが次回に取っておこう。

10時頃にMTRに乗り込み、一回乗換え10時半にランタオ島の東涌着。駅前は新興住宅地らしく栄えているが、中心地とは比べ物にならないくらい静かで緑豊かで開放感あり。f:id:meena0:20170910181010j:imageこんな不安定そうなマンション倒れないの?!怖くて住めない。ケーブルカー乗り場まで少し歩き11時前には乗車。ケーブルカー往復乗車といくつかアトラクション付で290ドルと、この旅で一番高額な現地での出費になった。f:id:meena0:20170910180952j:image左奥が香港国際空港、右の市街地が東涌。空港も街並みも島々も一望出来る。ランタオ島の山にはハイキングコースが整備されているらしく、登山している猛者がたくさんいた。視界の大部分が木々の緑と海の碧で占められていると、香港にいることを忘れそうになる!こういう横顔の香港もあるのを始めて知ったかも。f:id:meena0:20170910181107j:image途中、空港からマカオ方面へ続く建設中の橋を発見。もう少しで繋がりそうだった。ほんとにマカオ香港間なんかしら。めちゃ長い橋を作っちゃう中国の資金力スゴイ。(※後日調べたところ、今年中に完成予定の「港珠澳大橋」(55キロ、世界最長の海上橋、所要45分)とのこと。とてつもない。)

約30分後、昆坪駅到着。世界一長いロープウェイだったが全く飽きなかった。雨が降らないうちにと、駅前のモールを素通りして足早に大仏へ向かう。260段の階段を上って降りて、いい汗をかいた。大仏自体は世界第2の規模といえども90年代に建てられた新しいものなのでご利益は特には感じないけれど、大仏の足元から望む、空港と逆サイドのしまなみ海道のような景色は素晴らしかった!f:id:meena0:20170910181039j:image駅前に戻り12時すぎに『Stage360』という芝居(香港アクション映画の舞台裏がテーマ)を観賞。空腹を紛らわせるために奶茶を飲んだあと、12時45分開始の『Motion360』という3Dアトラクションを体験(3Dゴーグル&動く座席でランタオ島の風景を観賞する)。13時すぎにロープウェイに乗り込み下山するものの、先ほどのアトラクション酔いでかなり気持ち悪くなってしまった。MTRで中環駅へ戻ったのは14時半頃。気持ち悪さはだいぶ落ち着いたので、叉焼飯の名店でランチ。こんな時間でも数組待っていたが、回転が早く5分くらいで入店出来た。f:id:meena0:20170910181130j:imagef:id:meena0:20170910181151j:imageBBQポークとローストダックののったごはん(58ドル)と茹で野菜(28ドル)をオーダー。香港来たーって味、うまい!ポークは甘めの味付け、ダックは骨が多くて少し食べづらかった。叉焼飯といってイメージするのはポークの方の味だな。入店してから15分くらいで食べ終わり、歩いてフェリーターミナルへ。
15時半発のフェリーで長洲島に向かう。ここまでまだ雨降ってないのが奇跡!フェリーからは中心市街地がよく見える。ほんとに山の上の方まで高層ビルで埋め尽くされていておそろしい人口密度。 

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16時半前に島に到着。漁船と自転車の数は多いけれど、高層ビルは一つもなくて空が広く感じる。フェリーターミナル前にはレストランや売店が立ち並ぶ。とりあえずスイカジュースを買い、飲みながらビーチへ歩く。f:id:meena0:20170910183307j:imageフェリーターミナルと逆サイドにあるビーチには、海水浴客と観光客がたくさん。海の向こうにはラマ島の発電所と大陸側の高層ビルが見える。香港に泳げるビーチがあるのが意外・・・これは自然なのよね?シンガポールのように人工ではないよね? 

f:id:meena0:20170910211518j:image島内の建物はほぼ3階建て以下で、洗濯物は外に干されていた。お台場のビーナスフォートにあるオールド香港のようなイメージ。

f:id:meena0:20170910211532j:image18時半のフェリーに乗り込む前に、いたるところで売られてたマンゴー大福を買って食べてみた。中のマンゴーは素材そのままで超ジューシー!大福の皮も柔らかくて美味しい!f:id:meena0:20170910211547j:image

のどかな長洲島を後にして香港島に戻るフェリーで迎える夕暮れ。

f:id:meena0:20170910211600j:imageしまなみ海道の夕焼け、と言われれば信じてしまいそうなくらい、大小無数の島がある。

19時半前に香港島のターミナル着、急いでスターフェリーに乗り換えて九龍側へ移動、シンフォニーオブライツ観賞のための場所を確保して待機。20時スタート。音楽と連動する高層ビル群のライトアップは大規模で華やかではあるが、正直シンガポールのショーの方が素敵だと感じた。ビル群が遠いのと噴水スクリーンがないのが迫力に欠けるし、音楽がダサくて好きになれなかった(シンセサイザーで適当に作った田舎の場末のパブで流れていそうな感じ)。あと、ショーの最初にスポンサー企業を紹介してるっぽかった(広東語だったから確かではないけど)のも興ざめ要因。f:id:meena0:20170910211607j:image15分で終了。その後、腰の痛みに耐えつつチムサーチョイ駅まで歩き、20時半過ぎに『譚仔雲南米線』にたどり着き夕食。f:id:meena0:20170911000605j:image冷麦のような細い麺をピリ辛の白濁鶏ガラスープでいただく、雲南名物料理らしい。もやし、ニラ、湯葉はデフォルトで入っていて、これにトッピングが選べる。私は豚バラを選択。31ドルとお手頃価格だからか、客層は20代が多かった。

MTRでモンコックに戻り、21時半から足裏マッサージ店へ。最後の夜なのでまだまだ遊びますぜ。フットバス付き45分で128ドル、安い。マッサージの腕は悪くないが、やっぱり香港のマッサージって弱すぎる気が。リンパマッサージのような優しさ。私はやはり台湾のように痛くてのけぞりそうなくらいが慣れていて好きかも。

23時前に宿に帰着、24時過ぎに就寝。毎日2万歩以上歩いて、部屋に帰る頃には腰が限界。